AACR2015 その1 前日受付~木崎湖までサイクリング

昨年に引き続き、アルプスあづみのセンチュリーライドの160kmにエントリー。梅雨入り前の新緑まぶしい安曇野を自転車で、おいしいものを食べながら走ってきました。

AACRは前日受付なので、5/24の土曜日に松本へ向けて移動。公式イベントの竹谷さんのステージと、木崎湖でやるロングライダースのファンミーティングにぎりぎり間に合うように移動するつもりが、相模湖のいつもの渋滞と、バイクの事故が重なりまさかの二時間ロス。結局松本梓水苑についたのは一時前。がっかりしつつ、受付をすまし、物販テントを一巡。基本的には去年と変わっていないみたいでした。
この時点で木崎湖のファンミーティングもまともに参加できないことは明らかだったのと、翌日の天気予報が芳しくなく、晴天のうちに少しでも景色と空気を楽しんでおきたかったので、取りあえず宿に荷物をおいて木崎湖まで自走することに。今回の宿は、去年の反省を生かし、豊科駅前のルートインコート。観光やお仕事や、あとはもちろんAACR参加者で満室のようでした。自転車を室内に入れている方も見かけましたね。

自転車をセットアップして、一路木崎湖を目指して北上を開始。はじめは国道を、途中、松川の道の駅でかなり遅いお昼ご飯を食べてからはアートラインをひたすらに進む。しばらくまともに自転車に乗れていなかったので、膝の痛みがでたり。クリート位置を微調整して対応できましたが。そう言えば、去年は後半かなり膝が痛くて辛かったなぁ。ここで調整できたのは正解でした。
ゆーぷるが見えた頃には四時を過ぎていたので、キャンプ場はあきらめ、サコッシュを目指して縁川商店へ直行する。ここまでちっともロードと会わなかったのに、木崎湖周辺になると途端に遭遇率が上がるのは、考えることがみんな一緒だということですかね。縁川では幸いなことにロングライダースサコッシュは十分にあったので無事にリンゴおやきとともに入手。

縁川のりんごおやきAACRバージョン
縁川のりんごおやきAACRバージョン

おやつをいただいた後、今年のコース変更で気になっていた後半の美麻への上り具合を確認するために、縁川脇からのさかみちへ。斜度は7%程度が続く絶妙加減。元気なときならくるくる回して難なくクリアできるレベルですが、折り返した後に上るとなると結構つらいかもなぁ、といった感じでした。
美麻のエイドの位置は変わっていなかったので、そこまで確認して、元の道を下り、念のためにキャンプ場へ。すでに撤収はすんでいて完全に宴の後でございました。ションボリ。

最小限の目的は達したので、暗くなる前に宿に戻るべく、ほんのり下り基調を糧にそれなりの速度で豊科に帰還。何だかんだで70kmほどのライドになってました。翌日しこたま走るのに、なにをやってるんだか・・・。
夕食の調達はなかなか思うようにいきませんでしたが、ひとりで慎ましやかに前夜祭を行って、早々に就寝。さて、翌朝は四時おきです。

山桜と都民の森

ようやく暖かくなってきて、杉花粉も落ち着いてきたこともあり、久々に自転車を漕ぎ出す。
冬場に全くと言っていいほど乗っていなかったし、年末の異動で自転車通勤から電車通勤になったために体重は順調に増加傾向。脚力も落ちているこんな状態でいきなり都民の森初チャレンジが今に無茶なことだったのか。知らないということは幸せであった。

というわけで、天気も良かったので初めて都民の森へ行ってみた。

もー二度と行かない!

これまでも五日市の方はよく行くし、檜原村の役場や、その先のお豆腐屋さんまでは何度か行っていたものの、そこからさらに20kmというのは時間的に厳しいときが多かったので、足を踏み入れたことはなかった。なので、今日は最初からそのつもりで出発。桧原村役場のT字路を意気揚々と左折したわけです。
さすがにここまで山にはいると、まだまだ桜は見頃で、ほかにも色とりどりの花が咲いていたので、これを楽しみながら、最初は悠々と走っていたのです。

桜と鯉のぼり
桜と鯉のぼり
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人里バス停のさくら

 

小刻みなアップダウンを、うまくもない休むダンシングらしきものを駆使して、それなりに上って行くも、数馬地区に入る頃にはすでにヘロヘロ。ただ、ようかんやアミノバイタルゼリーなどを投入するとまた足が回るようになったりもしたので、単純にエネルギーが足りていなかったのかも。どうにかこうにか数馬の湯までたどり着き、ドリンクの補給をかねて眺めの休憩。ここで上から下ってきたロード乗りの人に「ニップル回しありませんか?」と聞かれたり。スミマセン。所持している携帯工具には含まれておりませんでした。あの人はその後大丈夫だったのかしら?

長めの休憩で少し元気になったところで登坂開始。なんだけど、ちょっと行った先の、旧料金所のところで絶望におそわれました。なんですかね、今の場所から見えるガードレールの示す天空への道は。

 

しばらく絶望に打ちひしがれていたけれど、そんな間も他の方がクルクルとペダルを回してすいすい上っていきます。数人を見送ってのち、覚悟を決めて上り始めました。が、すでにクルクル回すほどの余裕もなく、ヨイショヨイショな感じでずるーっと上っていきます。残り一キロの看板から500mほど進んだところで一度心がおれましたが、ここまで上ってきて戻るのも悔しいので、なんとか奮い立たせてリスタート。カーブのたびに「ここを曲がれば」を繰り返して、よーやくとうちゃく。長い道のりでありました。

都民の森は車とバイクとロードバイクで一杯。考えることはみんな一緒ですね。生まれたての子鹿のように足をふるふるさせて、ベンチにへたり込みしばしぐったり。

ぐったり中に突然名前を呼ばれてみれば、車で来ていた前の職場の人だったり、初めて同じ自転車に遭遇したので写真に撮ってみたり、カレーうどんで多少暖まってみたりして、ちょっと復活したところで、ウィンドブレーカーを着て、死ぬ気で溜め込んだ位置エネルギーを一気に放出しにいく。

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corones2012が二台

 

一気のダウンヒル、怖い!

下ハンブレーキで恐る恐る下っても、あっと言う間に下界へ到着。ゆるりと帰路に就きました。

 

都民の森は、奥多摩湖側から夜に車で前を通っただけだったので、あんなに高いところあると思っておらず。後日プロファイルを確認して、よくまあ登れたもんだ、と。旧料金所からの登りは、精神的にも体力的にもつらかったー。

とはいえ何とか上れたことは自信になりました。相変わらず坂は嫌いですが。きっと西多摩にすんでる自転車乗りとして、坂が嫌いなのはものすごく損しているんだろうなぁ……。

 

 

 

AACR2014 その3 白馬エイド~ゴール

白馬エイドを出て,少し下る。その後,仁科三湖を目指してなんかしていくわけですが,その前に立ちはだかるのが佐野坂。すでに足はいっぱいいっぱいであるところに,斜度が5%程度とはいえ,1.6kmの登りは堪えます……。インナーローでがんばってペダルを回し,何とか乗り越えれば,あとは湖脇の気持ちよい下りだ!

水だけある簗場エイドでは,トイレだけ寄って,そのまま木崎湖脇の縁川商店を目指す。縁川到着時点で13:01。自分がついたときにはまだそんなに混んでいなかったけれども,あれよあれよと人が集まり始め,リンゴのおやきと梅サイダーをおいしくいただいて,外に出る頃にはすごいことに。

人でいっぱいの縁川商店
人でいっぱいの縁川商店
店頭の黒板(うら)
店頭の黒板(うら)
店頭の黒板(表)
店頭の黒板(表)

ここから先は,基本下りなのでそれなりのペースで一気に南下していく。木崎湖のトンネル迂回路にはいったすぐのところに,グレーチングの端がめくれ上がったところがあり,それにタイヤを食われた方が数名いた様子。ワタシは被害に遭われた方のアナウンス(継続的に声をかけてくれていた)で回避ができた。結構激しいめくれ方だったので,転んだりした場合もかなり危ない形だった。大町エイドに向かうところは,ショートカットも可能だったのだが,何となく右折してしまい,すぐに後悔することに。ちょっといけば,すぐにゆるゆるとした登りだったのだ。忘れてた……。とはいえ,引き返すのもなんだかなので,痛みも出始めた足でがんばる。

復路大町エイド13:49着。さすがに復路による人は少なく,朝の混雑が嘘のようにゆったり。芝生のところでひっくり返っていようかと思ったら,「おにぎりこれで終わりでーす」の声に慌ててテントに。最後のおにぎりをネギ味噌たっぷりにいただいて,しばし芝生でぐったり。あの登りを終えてわざわざ寄ったのに,おにぎりなかったらくじけてたかもしれないなぁ……。

ゆったり復路の大町エイド
ゆったり復路の大町エイド

大町エイドから最後の穂高エイドまでは,往路と道が少し変わり,田んぼの間を抜けるようなルート取り。前後に人も増え,なんとなく伸びたトレインが田園の中を流れていく様子は,不思議な光景に見えた。日も高くなり,気温が上がってきていたけれど,薄曇りで直射日光を浴びないですんでいたため,日焼け等によるダメージはほとんどなく,足の疲労だけが厳しい状態。最後のアートヒルズに向かう登りもインナーローでじりじり登るが,途中にあるアルプス牧場にピットインし,ソフトクリームをいただく。ここでも自分が並んだ時は,店内くらいですんでいたが,受け取って出てくる頃には外まで大行列。なかなかにタイミングよく来られた様子。ラッキー。冷たく甘いソフトクリームは体にしみこむ感が強く,自転車乗りの人が好んで食べるのもよくわかった。今度はかぼちゃ山牧場にも寄ってみよ……。

復路最後のエイド,穂高エイドには15:24着。ここもスルーする人が多く,空いていた。ここではバナナを一本と水の補給だけ受けた。まだあずさもまんじゅうもあったし,バナナはずいぶん大量に余っているようで,「一本でいい? 二本いらない?」と接待を受けてみたり。このとき朝にもらったあずさはフロントバックの中にあったので,ここではもらわなかったが,食べた後,もらっておけばよかったと後悔。次回への教訓ですね。

ここから先は,ゴールまでリンゴ畑の間をゆるゆるといきたいところだけど,ここもほんのり登りなんですよねぇ。だんだんと左膝が痛み出して,これをだましだまししながら,かなりのローペースでこなしていきます。とにかく漕いでいれば前には進むし,ゴールには近づく。だんだん前後に人も増えてきて,みんな同じように大変そうに進んでいるのもわかるので,それだけでペダルを回し続ける動力にはなった。最後の梓川に平行するところのあたりで,おそらく「LONGRIDERS」のあきばっくす編集長の後ろについていたと思われる。ジャージが普通だったけど,たぶんあれがセパレブカラーのLONGRIDERS号だろうし……。とはいえ,お声をかける勇気もなく,そのまま何となくついてゴールを目指す。梓水苑が見えてくると,チームジャージを着た4人くらいがゴールスプリント。元気残ってるんだなぁ,でも楽しそうだなぁ,なんて思いつつ,最後までペースも変わらず,無事にゴールアーチをくぐりました。16:33着。

完走証と鯛焼きをいただき,「160km」のはんこをぽん! 無事にアルプスあづみのセンチュリーライド2014 160km,完走しました!

自分の走行距離としては,おそらくこれまでの最長。それでも登りはおなかいっぱいではあるものの,全行程非常に楽しく走れました。登り,平坦,下りの絶妙なバランスのコースプロファイルと,ほぼ20kmごとのエイドステーション,そこでもおいしい補給食,なによりも梅雨入り前のいちばんさわやかなこの季節に,緑濃い安曇野の地をゆったりと巡れることが,その距離を感じさせず,初心者であっても完走できる楽しいイベントになっているのかと思います。これは是非次回も参加したいと思いました。ただ,やっぱりこーゆーイベントはぼっちの参加はさびしーですね……。

なにはともあれ,おつかれさまでした!

garmin edge500 record

距離:155.98km

走行時間:6:50

経過時間:9:33

獲得標高:1480m

平均速度:22.6km/h

AACR2014 その2 大町エイド~白馬エイド

大町エイドでネギ味噌おにぎりを堪能したあとは,引き続き山麓線を北上。蓮華大橋南のところで脇道にそれて,大町ダム方面への再び上り。この途中で,道の脇にドシンとたたずむカモシカに遭遇。止まって写真を撮っている人もいたけれど,なんとなくタイミングを逃してそのまま素通りしてしまった……。このあと県道45号にぶつかるまでじりじりとした登りだったのだが,このときは直前に読んでいたバイクラで仕入れていた付け焼き刃のヒルクライムの注意点が非常に有効だった。ペダルを回すときにかかとが下がらないように気をつける,それだけでずいぶんと上っている途中の足のつらさが軽減された。これができたおかげで,この後本格化する登りも何とかクリアできた。ありがとう,バイクラ。そして,この途中にある橋からは北アルプスがきれいに見えることもあり,写真スポットだったのだけれど,いざ写真を撮ろうと思ったときにはなぜかSDカードエラーを吐くD5300。予備のSDカードなんて持ってないさ-。県道45号にぶつかる直前には猿にも遭遇するも,写真は撮れず。あとは一気に下って大町温泉郷エイドへ突撃。

9:41,大町温泉郷エイド着。大町温泉郷エイドでは,この後の登りを控えて,塩分補給のためのお漬け物各種および焼きドーナツが振る舞われました。このほどよい塩分が体に染み渡るのですよ~。しかし,ここでは壊れたSDカードの処置をちまちまとしていたので,なんだか気分は落ち着かず。すこしお漬け物をいただいてそそくさと出発。この先の西原の交差点にあるファミマでSDカードが売っていることを願ってペダルを回す。このあたりは平坦なので,信号のタイミングを見計らってファミマへイン。SD変換アダプタ付きのmicroSDカードが運良く売っていたので調達。無事にD5300が復帰できたことを確認して,往路のハイライトであるところの美麻に向かう登りへチャレンジ!

かかとが下がらないように注意しながら,ゆっくり少しずつ登っていく。美麻エイドまでの登りは4~5%程度の斜度がメインで,これくらいなら何とか回しながら登れるレベル。ただ,距離が長いのでなかなか足にはこたえる。地道にペダルを回し,最初のピークを越えたら美麻エイドへ到着。10:32。ここではそば焼きをいただいた。去年までは水だけだったらしいのだが,今年はそば焼きが初登場。素朴でほっとする味でした。

美麻エイド
美麻エイド

さて,美麻エイドを超えたら再び少し登って4㎞ほどつづく下りを一気に駆け下りて,美麻トンネルをバイパスする斜度8%オーバーの登りをクリアせねばならぬ……。この登りがつらかった~。インナーローにしても回せず,なんとかよろよろダンシングで足をつかずにやっとこクリア。これもバイクラ効果の一つだと思うけど,ここをクリアできたのは自分的に少し自信がついた。

峠バス停
峠バス停
往路登りのハイライト
往路登りのハイライト

ここを越えれば,あとは白馬まで基本は下り基調,のはずなんだけど,白馬のジャンプ台直前のあたりは,ゆるゆるだけど地味に長い登りで,すでに足にきている状態なこともあり,白馬エイドはまだか,まだかと懸命にペダルを回しておりました。途中にあったジェラート屋さんに自転車が滞留していたので,すわ!白馬エイドか!と淡い期待をしてしまったのが,余計疲労につながったり。とはいえ,とにかくペダルを回していれば少しでも進んでくれるのが自転車のいいところ。上空を舞うパラグライダーに見とれてふらふらしながらも,なんとか160kmコース折り返し地点である白馬エイドに無事到着。11:43。赤米のおこわと豚汁をありがたくいただく。

赤米おこわおにぎりと豚汁
赤米おこわおにぎりと豚汁
白馬のジャンプ台
白馬のジャンプ台

さすがに登りで疲労がたまっているので,ここでは少し長めの休憩。ここからは基本下り基調だけど,所々にいやらしい登りが残っているのが厳しい。まずは木崎湖の有料エイド?を目指すべく,しばし鋭気を養っておりました。

その3に続く……

AACR2014 その1 前日受付~大町エイド

AACR:アルプス安曇野センチュリーライド。梅雨入り前の新緑がまぶしい季節、長野・安曇野を160kmにわたってサイクリングするロングライドイベント。同人誌であるところの「LONG RIDERS」誌上にて多くの記事が掲載されていた本イベントは、一度は行ってみたい気になるものだった。

本来なら昨年のうちに行きたいところだったが、折悪しく長期出張の予定があったため、断念。今年はなんとしても参加すると誓い、エントリー募集開始直後に速攻エントリー。無事、160km二組に申し込みができた。当日聞いたところによると、160km一組は7分で定員に達してしまったようだ。すっかり人気のイベントになっている。

本部横のステージ
本部横のステージ

週間予報とにらめっこをし続けた五月の最後の土曜日。天気は土日ともに晴れ。場所によっては真夏日かも、と天候には恵まれた。前日の24日土曜日、朝に自宅を出て、昼前には大会本部となる松本・梓水苑に到着。早速受付を済ませる。まだ早い時間だから、そんなに人はいないけれども、やっぱりすこしお祭りムード。期待は膨らむ。いくつか出ている出店のテントを冷やかし、前々からほしいと思っていたサイクルキャップを調達。これで多少の日焼け防止と、今後雨が降ったときのめがねへの雨粒防止が期待できるか。

公式のイベントも気になったけれども、コースの確認と、お昼ご飯の調達と、これまた前日祭状態になっているであろう木崎湖の状況が気になったので、会場を離脱。車ですでに設置されているコース案内の立て看板を見ながら、スタート地点から大町まで、コースのトレースをする。穂高からさきは、昨年の秋にポタリングしたときにも走った山麓通りなので、とくに迷わず。ただ、大町エイドから温泉郷エイドまでのゆるゆる登りはよくわからなかったので、事前に確認しておいてよかった。コース確認の途中、「つばくろ」でおそばのお昼。アスパラとパプリカの天ぷらが甘くておいしかった~。

木崎湖キャンプ場は、すでに人と車と自転車であふれておりました。少し物販のテントがあるだけで、とくに何かしている様子もなかったので、こちらは早々に離脱。後にtwitterにて例のごとく小熊山まで登ったようですが、登りが苦手な人間が前日にそんなことすると翌日に明らかに響くので、きっと参加は無理だったことでしょう……。

前日の木崎湖キャンプ場
前日の木崎湖キャンプ場

結局何するわけでもなく、再び穂高方面へもどり、お宿であるところのホテルアンビエント安曇野へ向かう。そして、この宿の選択が失敗だったわけで。直前まで宿の確保をしておらず、面倒になって会社で保養所契約しているここにしたわけだが、場所が穂高温泉郷からかなり山を登る登る。できれば宿にいったん落ち着いて、着替えて少し自転車で走ろうかな~なんて考えていたんだけど、とてもじゃないけどいったん下ったら自転車で登り切れる自信はなく。結局四時前から宿でうとうとごろごろする羽目に。晩ご飯食べに行くのも面倒になってしまったので、売店でカップのパスタと日本酒、おつまみを確保して、部屋で晩ご飯。そのまま就寝、となんともな前日を過ごしたわけです。

翌朝は四時起きでシャワーを浴びて、スタート地点である梓水苑へふたたび。ついた頃にはS組のスタート間近で、すでに雰囲気は賑やかしく。このあと一組に続いて、自分たちの二組がスタート。走り出したのは0640頃。梓川沿いから少し折れて、ちょっとの登りの後、長ーい緩やかな下り道のリンゴ畑の間を抜けていく。天気はピーカンとは行かない、薄曇り程度。気温も半袖ジャージにアームカバー程度でちょうどよいくらいで、実にサイクリング日和な感じ。気持ちいい空気の中をのんびりと走って行く。20km走ったさきの最初の穂高エイドまでは下り基調なこともありすんなり到着。ここでは噂の銘菓・あずさとおまんじゅう、バナナをいただく。ついでにおねーさまからいただいたレッドブルを初めて供給してみた。ここでの休憩はそこそこに、次の大町エイドへ向けて出発。

2組スタート前
2組スタート前
穂高エイドの補給物資
穂高エイドの補給物資

だいたい20kmに一カ所程度の割合でエイドがあるコースとなっているので、次の大町エイドも20km先。山麓通りをのんびり走って行く。ちょっとしたアップダウンを繰り返し、途中工事中の未舗装部をびくびくしながらクリアして、大町の国立公園へ。ここへの入りは結構な登りで、このイベントのために特別に通る園内のコースも地味に登りがきつかったり。林の中を抜けて、オートキャンプサイトになっているところがエイドになっている。この時点で8:42。そこはすでにたくさんの人だかり。ここのエイドはみんなが楽しみにしているネギ味噌つけたおにぎりが食べられるのだ! 一緒にうどんのような「おざんざ」もいただける。ここのネギ味噌ともろみ味噌をつけたおにぎりは絶品。二つくらい食べたいところだけど、おなかいっぱいにしてしまうと後がつらいので、ここは我慢。大町エイドでは少しゆっくりしてから次の大町温泉エイドへGO!

人いっぱいの大町エイド
人いっぱいの大町エイド
絶品の味噌おにぎり
絶品の味噌おにぎり
おざんざ
おざんざ

(だめだ…… 長くなるので次回へ続く)

初めての走行会

2014-05-10 15:37:29

今朝は初めて近所の自転車屋さんのロードバイク走行会に参加。参加者は3名プラスお店の人1名。トレックのコンセプトストアの走行会なのに,参加者はGIANTとCorratec(笑)

 コースは福生南公園をスタートして,睦橋通りを武蔵五日市駅まで直進。駅に当たったら右折してすぐの心折る坂を越え,日の出のつるつる温泉まで,余裕があればその先の梅の木峠まで。

 ただでさえ年度末に乗れてなかったところで,初の集団走行と,それなりのペースで登りに入る前にかなり消耗。武蔵五日市駅を超えたところの坂で心折れ気味。その後,つるつる温泉に向かう脇道に入ってからのジミーなゆるゆる上りをヒーヒーいいながら何とかこなしていると,最後に控えたスゴイ坂! 10%以上は斜度があったようで,何とかクリアしたものの,つるつる温泉の入り口でワタシはダウン。ほかのお三方は元気に梅の木峠へ向かい登っていかれました…。

 多少休憩して元気が少し戻ったところで,怖いもの見たさで少し上ってみましたが,いきなりの高斜度に一回くじけ,その後に続く10%の坂のつづら折りに完全に敗北。ちょうど上り終わったお三方が下ってきたので,一緒に下ってきました。あれは無理がある…。

 最後はあきる野のJAの直売所で東京牛乳のソフトクリームをおいしくいただき,拝島橋まで戻ってきて解散。50km弱の走行会となりました。

 なかなか集団走行する機会がないので,この走行会は貴重な機会になりそう。家庭内マイレージの貯蓄が必要だけど,できれば今後も参加していきたいところ。つるつる温泉までの道は,車も少なく道もきれいで走りやすいので,登りの練習にはいいかもなぁ。さすがにもちっと登れるようになっておかないと,遠出もできないしなー。

定峰200のうちの150

2013-11-09 20:26:23

自分がいまどれくらい走れるものなのか確認するために、定峰200のブルベのコースをトレースする形で途中から始め、150kmほどのルートを走ってみた。

奥多摩街道から、小作坂を上り、岩藏温泉郷をぬけ、名栗湖めざし、途中山王峠を越え、そしてはじめてのまともな峠であるところの山伏峠へ。最後の斜度が10%続きのところでくじけて少し押して上ったが、何とかクリア。一気に下って芦ヶ久保の道の駅でうどんのお昼。秩父市街を抜けて、次なる峠の定峰峠へ。正直山伏峠で心が折れていたので、びくびくしていたのだが、斜度が一定で6~8%程度だったのと、ピークまでの距離が掲示されていたのが大きく、山伏に比べれば多少の余裕を持ってクリアできた。とはいえもう足は完全にグロッキーなので、以降はだましだまし。宮沢湖の登りは思ったほどきつくなかったが、最後の狭山丘陵の登りがとどめだった。とはいえなんとか乗り切って150kmは完走できた。いまは肩と膝裏が痛いです。

今回でいろいろとわかったことも多かったので、有意義なライドではあった。しかし、またあの峠を越えていきたいかといわれると正直勘弁。ヒルクライムが好きな人の心理ってどういうもんなんだろう…。

今日は明治の補給食を使った。mulebarと同じ系統だけど、安くてすこし軽めの食感。もうちょっと味のバリエーションが増えるといいかも。チョコレートは夏場は厳しそうだね。

WH-6800導入

2013-06-30 16:27:39

春先からずっと出張続きでストレスがたまっていたのと、手当てが多少なりともでたので、それを元手にちょうど出た新アルテグラのホイールを導入。

一緒にIRCのチューブレスを調達し、これを組み付けた。

方々で言われているように、チューブレスの装着はなかなか大変。フロントは何とか入れられたけど、リアがどうにもならなかったので、自転車屋さんに持ち込みヘルプ。

お店の人にやってもらったら、あんなに苦労してたのが、一発でスンナリ入ってしまったり。さすがはプロ。

そのままホイールを組み替えて、五日市の十里木まで往復。平坦な道はそんなに変わらないけど、やっぱり登りは大分軽くなった感じ。もう少し習慣的に乗ってあげると、青梅の山登りが出来るようになるんだろうか。